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シークレット・ヴォイスのTOTのレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
3.5
‪復帰予定の歌手とファンが出会って溢れる秘密。
女が自己実現へ向かう時、母娘の絆は鎖になる。
断ち切り難くも失えば立ち行かぬ半身の痛み。
激しいビートと歌の共鳴、肉体と欲望を包むスパンコールが代替えして完成する同一化。
悲しく虚しい女達の物語を彩る波の音がいつまでも耳に残る‬。
‪監督の前作『マジカル・ガール』を観てないものの勝手に過激なイメージを抱いてたので、緩慢な前半からヴァイオレントムード高めつつ空中分解気味な後半にちょっと拍子抜けしたというか、おとなしく感じた。
もっとゴリゴリ来るかと思いきや結構観客に投げるんだなって意外で、‬んんん〜〜って劇場を出たら「エヴァっぽい」って声が聞こえて、ああ〜〜まぁ…うん、わかりますってなる。
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