ガルベス

シークレット・ヴォイスのガルベスのレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
3.9
「シークレット・ヴォイス」を鑑賞。
「未体験ゾーンの映画たち2019」のうちの1本。
「マジカル・ガール」(2016年日本公開)の鬼才カルロス・ベルムトの最新作。
10年に渡り表舞台から姿を消した国民的歌姫の再起を図るマネージャーが、本人さながらに歌いこなす女性に白羽の矢を立てる。その歌姫に歌を教えるという奇妙なオファー。承諾するも彼女はシングルマザーとして情緒不安定な娘を抱えていて… という話。
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この監督、資質的にカルト的作品しか撮れないタイプなのかも。(褒め言葉)
やや冗長ではあるが風格のあるルック。前作の「春はSA・RA・SA・RA」同様、選曲や音楽の使い所が独特かつ巧み。
好みの分かれる作品だろうけど、1週間限定公開というのはあまりにもったいない。
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