大好きな映画「マジカル・ガール」の監督カルロス・ベルムトの2作目。
前作「マジカル・ガール」では精神的に病んだ女性が窓から嘔吐したことで見知らぬオヤジに掛かり、オヤジは自分の娘のために良からぬ企み。
そして父娘の運命を変えてしまう予期せぬ展開で、MY琴線ビンビンと。
さて今回はシングルマザー、ヴィオレタと娘22歳プー。娘はスマホ欲しさに金をくれなきゃ自殺するとママを恐喝。娘さん精神的に不安定なのか?
ママは優し過ぎて、驕傲な娘を叱れない。
原題はスペイン語で「quien te cantara」、直訳すると「誰があなたに歌う」だ。
国民的歌手リラ・カッセン記憶喪失となり歌うことが出来なくなる。ヴィオレタはリラの大ファンでカラオケにて本人さながらに歌いきる。ここでまた偶然の予期せぬ展開。
リラ本人にリラの歌を教える羽目に・・・
映像がまた素晴らしい。海の波の音。寂寂と・・
前作のようなブラックコメディー感はないし、いさぎよい脱ぎっぷりもない。
しかし琴線響ました。この邦題シークレットって事でヴィオレタとリサの関係以外にも秘密がありました。
なんで1週間だけの上映なのか?パンフも無し。観れただけ良しとするか。