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シークレット・ヴォイスのyamatakeのレビュー・感想・評価

シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)
3.5
2019/劇場鑑賞69本目
未体験ゾーン2019制覇の旅 32/58

スペインの人気歌手、リラ・カッセンは母の死のショックから表舞台から姿を消す。
それから何年後かにビーチで倒れるている所を発見され、回復するものの記憶喪失となっていた。彼女は復帰コンサートのために自身の歌マネをしていた女性に振り付けや歌の指導をたのむが…というお話。

本作の監督が『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムトさんということで話題でした。私はマジカル〜は観てないんですが、なんか難解で凄い映画ということで公開当時も話題でした。
んで本作もなかなか複雑で難解な映画になっててほんとアート映画って感じでした。
私はたぶん完璧に理解できてませんwけどシネフィルwowwowさんがツイッターで「難解な映画でもすぐに調べたりしない方が良い」と呟いてたので徐々に消化していきたいですね。ネトフリにもありますしね。

あと撮影が良かったです。画作りがとても上手くて見とれます。映像も綺麗です。
海とヒールのショットとか写真と鏡のショットとか計算してるなぁ〜って感じがして個人的に好きでした。

リラと彼女の母リリ、リラとマネージャー、リラとヴィオレタ、ヴィオレタと彼女の娘マルタの関係に着目することが読解の鍵だと思います。
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