事前に情報入れずに観た方が絶っ対に楽しいと思います、実際そうだったので。なので内容語るのは極力避けます。
自分と向き合うことがそのまま他人と向き合うことだとすれば、人と人との境界線を見定めるなんて、到底無理なんじゃないかな。
近い人であればあるほど、その影響を切り離すことは出来ないんだから。
嘘が、偽りが、取り繕いが、秘密が…虚飾に溺れた心を蝕んでいく。
自分の中に存在する他人と、それを踏まえた自分。自分がどうありたいか、そのために人はどこまでできるのか。
決して派手な見せ場があるわけではなく、(設定説明的な意味合いでの)情報量も決して多くないアバンタイトルが出るまでの数分で、ものの見事に引きずり込まれた。
最終盤までどこに連れてかれるのか先が読めず、連れてかれる場所連れてかれる場所いちいちスマートにスリリング。控えめに言っても面白すぎて、途中なんか知らんけど興奮のあまりテレビの前で立って観てました。
おなかを押すと助言をくれる“スーパートマトのまねしたポテト”くん人形ほしい。人生ボッシュートになる前に。