「未体験ゾーンの映画たち2019」にて。
なんだかとても哀しいお話。かといって、悲壮感に浸る訳でもなく、前作でいきなり長山洋子の曲が流れた時の様な、妙な滑稽さがところどころに感じられたりして。うーむ…
大好きな映画「マジカル・ガール」の監督カルロス・ベルムトの2作目。
前作「マジカル・ガール」では精神的に病んだ女性が窓から嘔吐したことで見知らぬオヤジに掛かり、オヤジは自分の娘のために良からぬ企み…
『マジカル・ガール』監督の最新作というだけで観たさがありました。
場違いな音楽にのせて不安定な状況に陥っていく展開は前作同様。
ほんと変な楽曲のチョイス!
ヴィオレタの娘のやっかいな感じも楽しめま…
このレビューはネタバレを含みます
「マジカル・ガール」の
カルロス・ベルムト監督の新作を
「未体験ゾーンの映画たち2019」にて
スペインで人気を博していた
歌手のリラは忽然と表舞台から
姿を消した
ある日、リラの世話役の女性が…
うわ、、、哀しい...。
さすがマジカル・ガールの監督。
前作は「後味の悪さ」を感じたけれど、今作はそれを飛び越えて哀しすぎた。
映像の暗さが余計にこの作品を物悲しく退廃的なものにさせ、そりゃもうメ…
カメラや歌が勿体ぶった感じで多少もたつきはするものの面白かった。この監督のどことなく気持ち悪くてモダンな冷たい感じは独特だよなあ。わかりにくさのバランスも好み。終始、娘の動向にざわざわしていたのだけ…
>>続きを読む血に濡れた壁の家に帰るシーンとか、踊り狂うオレンジのレオタード集団とか、最高なシーンもいくつかあったのだけど、どうにもパンチに欠ける。
ギリギリのところで保っていたものが壊れる瞬間。消えないリズム…
「シークレット・ヴォイス」を鑑賞。
「未体験ゾーンの映画たち2019」のうちの1本。
「マジカル・ガール」(2016年日本公開)の鬼才カルロス・ベルムトの最新作。
10年に渡り表舞台から姿を消した国…
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