失踪した歌手の替え玉にそっくりさんを…という入り口から、それぞれの問題、関係、秘密が徐々にわかってくる。
「マジカル・ガール」観たときと同じ感覚。話は好みだし、終盤の展開も良かったのに、波長、テ…
このレビューはネタバレを含みます
なりたい自分はどこにいるのか。
親を殺し子を殺し、何をもっても規定できない虚像を求め続ける女と女。
その理想形を求めれば求めるほど、周りに死体が転がっていく。冒頭の死体は彼女たちが殺した自分自身の…
「マジカルガール」のカルロスベルムト監督の新作です。
予想を裏切って観客を揺さぶり続ける展開と、緊迫感あるシーンで長回しの磁力で引きずりこむ演出は、本作も健在でした。さすが。見ている間ずっと虚しさを…
私を私たらしめるものは何か、という問に対する解を導出するためのリーディングの巧みさ。私であることを他人から学習することは可能なのか、学習されたそれは本当に「私」なのか。私はなぜ歌うことを始めたのか、…
>>続きを読む『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督の新作ということで楽しみにしていたのですが、素晴らしかったです。
最初から最後まで心を鷲掴みにされて展開が読めずにハラハラし通しでしたがラストも秀逸でした…
未体験ゾーンでいきなり公開が決まっていたのでさっそく鑑賞。『マジカル・ガール』を観た時のようなインパクトは薄かったものの、観る側の予想をことごとく裏切っていくような展開は健在で最後まで目が離せない。…
>>続きを読む未体験ゾーンの映画たち2019にて鑑賞。『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督の新作。
2014年の『MUD』以来、久しぶりに「未体験ゾーンの映画たち」で大当たり案件が出た!
記憶喪失にな…
復帰予定の歌手とファンが出会って溢れる秘密。
女が自己実現へ向かう時、母娘の絆は鎖になる。
断ち切り難くも失えば立ち行かぬ半身の痛み。
激しいビートと歌の共鳴、肉体と欲望を包むスパンコールが代替え…
前作「マジカル・ガール」は未鑑賞。
表舞台から忽然と姿を消した人気歌手リラ・カッセンと彼女が好きすぎて、歌も踊りも完コピのヴィオレタ。
てっきり歌も地位も乗っ取り系ホラーサスペンスかと思ってたのだ…
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