RAMPO

悪霊館のRAMPOのレビュー・感想・評価

悪霊館(2018年製作の映画)
2.7
う~ん、人間関係がよくわからなくて。あれ、叔母さん?お姉さんは?
あのゲス親父はどこ行った?お母さん?なんで突然、お母さん?
って感じでした。
あと、恐怖感を煽る演出ですが、この映画に限りませんが、劇中の人物
が気がつかないところでの、鏡に映る、窓に映る、影が通り過ぎる等と
いったものは、鑑賞者の立場からいうと、物語への没入感を損ね、
恐怖感が半減してしまうのです。
POVじゃないのだから、ストーリー上の合理性がない、鑑賞者にこびを
売るような演出はどうかと思います。
ただ物語のエンディングとしては、尻切れバッドエンドかよって思った
んですが、こちらの他の方々の評価をみて、なるほど、リアリティ的な
観点から見れば、こういったエンドもありかと、考え方を改めました。
従ってその点での減点はなし。
邦題も死霊館に端を発する○○館系のパチモン的な感じを受けていて、
ほらな、館(家)あまり関係ないじゃん、って思ってたんですが、
過去の失敗例を地下に封印してきた館(教会)と考えると、悪霊館と
いう邦題も、あながち的外れではなく、よく考えられてるなと感じて
しまいました。
まぁそれでも、ならば悪霊館ではなく悪魔館とすべきと思いますが。
RAMPO

RAMPO