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トンビルオ! 密林覇王伝説のBACのレビュー・感想・評価

3.0
・ビリー・ゼーン主演の「ザ・ファントム」を観たいと思った。でもアマプラでは見放題でなかった。見たいといってもどーしても見たい!という強い衝動ではなかったし、「ザ・ファントム」なら見放題でなきゃヤダ。「ザ・ファントム」にレンタル代400円を払うのはお断りだ!という気持ちだった。

・そんな中「トンビルオ」というタイトルの音の響きにはその期待に応えてくれるのでは?と思わせてくれるものがあった。はたしてどうか?

・けっこう密度が濃い感じの撮影が印象的。はっきり描かれないけど、勢いあまってぶっ飛ばされる感じや、ワンシーンだけど、木の上にあるトンビルオの家から降りるとことかいい感じ。

・いい描写はあれど、雰囲気はマジメでシリアスな感じで、そのまま行くの?と。ま、ちょっとタイトルの音の響きだけで荒唐無稽に違いない、と思い込んだことに反省させられる気持ちもあった。

・それが終盤、B級映画によくある無茶な展開や描写に「プッ(笑)」と苦笑してしまう楽しい感覚がきた。こーいうの見たいと思ったんだ。終盤20分ほどだったけど。

・アミルさんけっこう強し。そういう設定だから強いんだろうけど、いろいろ明かされる真相がちょっとヒドイな(笑)

・最後に悪役の正体を現す小父さん。でも外見はただのおじさんな感じなのに中途半端に強かったり構えのポーズを決めたりしてなんだか可笑しい。

・小父さんの最期。予想外すぎる最期で笑ってしまう。わはは(笑)

・微妙な具合のカミナリの落ち方。もうちょっとでトンビルオに当たってしまうぞ、と心配させられた。

・前半戦から終盤の調子で行ってもらいたかった。ま、でも事前の期待にはそこそこ応えてくれたぞ。
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