水を媒介にして世界にやってくる
謎のおじさんオバケのお話。
なぜ水なのか?なんでおじさんの形をしてるのか?現れるタイミングは何で切り替わるのか?など、答えが劇中出てこない疑問は数々中に漂うだけですが、全体的になかなか面白い。
ホラー描写がジャパニーズホラーと近いリズム感で、ジメジメした演出が上手い。死体が動くとか、居なかったはずなのに…ていう展開の見せ方が巧みでした。
しょっぱなの隣んちの騒音かと思いきや…っていう一連の展開が1番怖かった笑。
超常現象研究家たちや検死官の主人公たちが本格的に動き始めるまでが中々盛り上がるのですが、いざ動き始めると連携が全然取れてなさすぎてそれなりに萎えました。
ホラー映画観ててよくイライラする展開が、別の建物や部屋に移動したメンバーと電話などで連絡を取り合った際に、今自分に起きた異常事態を伝え合わなかったり、けっこうマズイ状況なのに言葉が具体的じゃなくてうまく伝わってないやつです。何が起きてるか情報を共有し合え!!笑
まぁ、今回の件では
どっちにしろあーなるんでしょうが…
異次元生物が偶然人間の姿を借りてこの世に割り込んできてる…そんな風にも受け取れるSFチックな雰囲気もある不思議なホラー映画でした。たびたび思い返すほどなのでかなり印象的だったのかも。