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ラビッドのくりふのレビュー・感想・評価

ラビッド(2019年製作の映画)
3.0
【ソスカ・シスターズの“伝染るんです”】

クローネンバーグ初期作『ラビッド』のリメイク。日本では劇場未公開だが、映画祭か何かで上映したのかな?レンタル始まったので借りて見た。

ホラー漬けソスカ・シスターズが監督しているのは後から知った。知ると、はは~んというカンジはあります。

オリジナルの強度に比べたら、バラエティなカンジ。女性監督による現代作品、としては器用にアレンジしてあります。超絶美容の要素が横串でずぶり、と突き刺さっている。

事故で大怪我したので、新技術で…怪しい…皮膚移植をしたら、ブスが美人になっちゃった、ていう。

冒頭、ローラ・ヴァンダーヴォートの微妙なブスっぷりがリアル過ぎて、うあ~女性監督だわこの視線…と戦慄した。

事故で登場する手術着が『戦慄の絆』なのはお約束で、微笑ましい。

やっぱりオリジナルが強すぎて、蛇足感はぬぐえませんでしたが。

この監督作だと『アメリカン・ドクターX』の方が面白かったが…医療系ホラー、好きなのかな?『フランケン・ふらん』映画化してよ。

<2020.8.24記>
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