ソスカ姉妹って最近何やってるんだろう？と思ったら、シリーズものの2作目とか撮ってて、でも評判良くなさそうだから観る気にならない。これだけは点数が良かったので、クローネンバーグのリメイクの『ラビッド』を観ることに。
舞台はファッション業界。主人公はアシスタントで、要領が悪く怒られてばかり。おまけに交通事故で顔面を負傷してしまう。
最新の人工皮膚移植の治療を受けたところ、以前よりも肌がイキイキして美人になる。仕事も上向きになってくるが、胃が食事は受け付けず、処方された錠剤を飲むと生々しい幻覚を見るようになる。しかしそれは幻覚ではなく、実際に彼女が人を襲って生き血を飲んでいたのだった。
ゴア度はあがっている。これはこれでよく出来ていて、華があって良いんだけれど、オリジナルのあの侘しさとは隔絶したオチになってしまった。また違った苦しみについてのオチになっている。
