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キストのレクのレビュー・感想・評価

キスト(1996年製作の映画)
3.9
‪死体しか愛せない女性とその女性を愛してしまった男性を描いたカナダの新人女性監督による衝撃作。

‪"愛と死"を介して感じる"生と性"。‬
‪ネクロフィアという性的倒錯の刺激、大胆且つ恍惚な死姦、価値観や嗜好の相違、そして耽美且つ悲壮感の漂う純愛。

‪色欲の罪は愛欲によって浄化される。‬
相手を愛そうにも愛せないもどかしさと相手を愛されたくても愛してもらえない苦悩。
死体を交えた三角関係と片想いが絡み合いながら愛の深さが映し出される。‬
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