まるちよ

バトル・ドローンのまるちよのレビュー・感想・評価

バトル・ドローン(2018年製作の映画)
2.2
軍部がこっそり作った戦闘用ドローンと、主人公たち傭兵部隊が廃墟で戦闘させられる!という清々しいほどのどストレートな話。

物語序盤、主人公たちが凄腕諜報員であることを説明するようなアクションシーンがあるんだけど、GIジョーを彷彿とさせる濃さでとても分かりやすい。
凄腕女スナイパー!俊敏なアジア人忍者!腕っぷしの強いリーダー!トリックスターの若手!みたいな感じで最初からワクワクさせてくれる。

その後は早々にドローンとの戦いが始まるんだけど、このドローンがなんかいまいち地味で絶望感が少ない。
ある意味リアルなのかもしれないけど、感覚としてはロボコップがたくさん襲ってきてるような。
廃墟で補給も無いから銃弾が効かないロボット相手で絶望的なんだけど、なんかまばらに襲ってくるから緊迫感が無い。
いきなり集団で襲ってきたら盛り上がるんだけど、そうすると今度は主人公たちに勝ち目がなさ過ぎる、というジレンマ。
アクションシーンはスタイリッシュでかっこいいんだけど、終始舞台が変わらないのとやっていることが変わらない点が退屈だった。
なんていうか、派手なようで地味な映画であっさりと見終わってしまった。
まるちよ

まるちよ