りょんりょん

メッセージマンのりょんりょんのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージマン(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライム・ビデオにて鑑賞
主人公の顔にシリアスさが足りなくて、物語的にはハードなはずなのに少しほんわかした雰囲気を醸し出しているのはご愛嬌でしょう。
続編とかを作りたいのか、それらの設定が少し邪魔ではありますが、お話がスラスラとテンポよく進むので、飽きずに鑑賞できました。
ラスボスの少年時代から7年経ったら(どうみてもあれは10代半ばでしょう)、アラフォー超えたくらいのおっさんになるという時空を超えた要素もありますが(笑)。
しっかりと身の丈に合わせて作られているのに好感を持ちました。
少年と主人公の会話で、主人公が犬を殺さないと解決しないと言う問いかけに、犬は殺さず柵を強化して対応すると答えたところは素晴らしかったです。ただ、それを物語に反映させろよw
最後は、クタクタになった主人公がラスボスに殺されかけますが、人質になっていた少年に背を向けるというバカっぷりのところを、案の定少年に後ろから矢に射られてしまい、自分の両親を殺されて(殺したのは主人公ね)、その血糊がまだ付いている刀で主人公に一刀両断にされて終了です。少年、最後はやっぱり殺す方を選ぶのか。