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クーリエ:最高機密の運び屋のjokerのレビュー・感想・評価

4.0
硬派な作品だった。

監督が演劇界出身ということもあり、
常に舞台のような緊張感が漂っていた。

ふとしたことがきっかけで、
軍のスパイをせざるを得なくなるという、
なんとも恐ろしく悲惨な男の物語。

前半はいつも通りのスマートな彼だが、
後半は鬼気迫る表情で迫真の演技を魅せてくれる。

こんなにも泥臭く、
体当たりをしているカンバーバッチは、
未だかつて観たことがない。

戦争映画としてだけでなく、
人間ドラマとしても素晴らしい映画だった。
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