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クーリエ:最高機密の運び屋のsengyoのレビュー・感想・評価

4.4
Filmarksさんの試写会にて鑑賞!
グレヴィル・ヴィンは浅学ゆえに存じ上げなかったのだが、とても楽しめた。
嫌疑をかけられるときや戸惑うときのカンバーバッチの表情はやっぱり最高。そのあとの↓Ammmm…↑から始まる口調はもっと最高。ペンコフスキーとグレヴィルが築いた信頼関係が最期の再会のシーンに象徴されていて、ペンコフスキーの宿命を嘆かずにはいられない。
音楽をてがけたのがポーランド出身のアベル・コジェニオウスキだけあって、とても素敵。緊迫感がある厳然とした雰囲気がよく伝わる。
華やかなスパイ群像劇というよりはスパイの実生活、家族との関係性について重点的に描かれていたのもよかった。
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