Inagaquilala

クーリエ:最高機密の運び屋のInagaquilalaのレビュー・感想・評価

3.8
イギリスの諜報機関であるMI6によって、ソ連から情報を運ぶ人間としてリクルートされてしまったセールスマンを描いている。いわば巻き込まれたかたちで「スパイ」のような立場に仕立て上げられてしまった主人公をベネディクト・カンバーバッチが演じているが、このような役柄にはぴったりかもしれない。キューバ危機関しては、かなり重要な役割を果たしたことも描かれるが、これが実話だということにも驚かされる。まるで映画のようなことが実際に起こっていて、それをこうして映像作品にするというのも、不思議な気持ちにとらわれる。スリリングで観応えのある作品だ。
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