kazu1961

クーリエ:最高機密の運び屋のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-054
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋凄く良い作品でした!!事実に基づいたスリリングで緊張感があるストーリー展開、主演のベネディクト・カンバーバッチの神経をすり減らすような演技(実際にかなり減量したんでしょうね)、平和を望む国を超えた静かな固い友情、そして家族愛それらの全てが絶妙なバランスで描かれ、映画として凄く良い作品に仕上がっています。

🖋事実に基づいたスリリングで緊張感があるストーリー。。。米ソ冷戦時代に西側スパイとして活動した実在の民間人:グレヴィル・ウィンによって世界に多大な平和をもたらした事実に基づいて映画化された作品です。キューバ危機、東西冷戦、さらに言うと核による世界の危機を回避することができた凄い事実に驚愕です。

🖋そのスリリングなスパイアドベンチャーとしての緊張感に引き込まれ、拘束から解放までの一年半家族を想い続けてきた家族愛に、クライマックスの主人公ウィンとペンコフスキーの硬い握手とウィンが発した台詞に鳥肌と感動の涙でした!!

🖋主人公ウィンが政治の思惑に翻弄されながらも家族と国を超えた友人のために、自らの意思を貫き通した、その心情が心に刺さる作品です。とても良い作品でした!!

😭Story:(参考: yahoo movies )
1962年10月。ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみになり、対立状態にあったアメリカとソ連は衝突寸前に陥る。このキューバ危機を回避するために、アメリカ中央情報局CIAとイギリス情報局秘密情報部MI6はスパイの経験など皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィル・ウィンにある諜報(ちょうほう)活動を依頼する。それはモスクワに飛びソ連軍参謀本部情報総局GRUの高官と接触を重ね、彼から得た機密情報を西側に持ち帰るというものだった。

🔸Database🔸
・邦題 :『クーリエ 最高機密の運び屋』
・原題 :『The Courier』
・製作国 : イギリス・アメリカ
・初公開 : 2020
・日本公開 : 2021/09/23
・上映時間 : 112分
・受賞 : ※※※
・監督 : ドミニク・クック
・脚本 : トム・オコナー
・原作 : ※※※
・撮影 : ショーン・ボビット
・音楽 : アベル・コジェニオウスキ
・出演 : ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ベネディクト・カンバーバッチが主演を務め、キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた実話を基に、核戦争を回避するべく奔走する男たちの葛藤と決断をスリリングに描いたスパイサスペンス。1962年10月、アメリカとソ連の対立は頂点に達し、キューバ危機が勃発。英国人セールスマンのグレヴィル・ウィンは、スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIAとMI6の依頼を受けてモスクワへと飛ぶ。そこで彼は、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)の高官ペンコフスキーとの接触を重ね、機密情報を西側へと運び続けるが……。グレヴィル・ウィンをカンバーバッチ、ペンコフスキーを「名もなきアフリカの地で」のメラーブ・ニニッゼが演じる。「追想」など映画監督としても活躍する舞台演出家ドミニク・クックがメガホンをとった。
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