学校で習ったはずの常識はいくらでも後から映画でより深く学べるのだ!
いや、むしろ、映画という沢山の人が魂を込めて作った作品は教科書の文字と先生の言葉では得ることの出来ない程の深く 表面的ではなく、心にもしっかりと刻まれる教材となるものが無数にある
と、本作でも開き直る事が出来ました。
学生時代に教わる
教科は図工しか得意でない自分は世の中の一般的な知識を全く知らずひょうひょうと生きてきているので、当然ながら本作で描かれる
「キューバ危機」という大きな歴史の事も恥ずかしながら初耳!?というほどの学の無さ。
そんな小生が 基本知識無く鑑賞しても絶対に置いていかれる事は間違い無いので、キューバ危機
からキューバ革命 そしてマルクス主義 社会主義 資本主義の
こどもでもわかる というものを事前に勉強した←これ勉強っていいますかね
で、映画を観ようと思った日から仕事後にそれらの常識を調べて理解するのに2日を要して
ようやく作品鑑賞に突入した。
結果 予習をしておいて助かった
というのが第一の感想。
ドラマとしては、既に歴史上での本作で描かれた内容というか、世界、地球?を滅ぼす可能性のあった恐ろしい流れを こうして食い止めた というストーリーを予習していたので、核戦争に突入してしまうのか?という事はもちろん歴史上でも無かった事くらいは知っているので、あくまでの主人公達のスパイ行動が 何とかバレずに無事に解決しますように!という願いを込める事だけに集中出来たので、後半からのスリリングな展開は一夜漬けで学んだ自分でも十二分に作品を楽しめた。
時代の価値観 異国の価値観など、すんなりと理解し難いところはさすがにコメディーではないので沢山あるが、とてもわかりやすく描かれていて、取り残される事なく見られた。
カンバーバッチさんの 役作り←少し意図的にぽっちゃり太っていた前半とエンディングに向けての恐ろしい痩せこけ方も ご本人はもちろんのこと、作品にかけるスタッフの本気度を感じずにはいられない。
最後になるが
作品名となった実在する
クーリエ氏がタイトルとなり、本作の主人公の話ではあり、政府機関の人物で無く、一般のセールスマンが国の依頼で世界の歴史を変えた!という事が大きなトピックではあるが、彼と密に関わり 世界を救った ぺンコフスキー氏の生き様がより自分には感動した。
どちらも命がけで家族を守ろうとして、そして、自国のみならず、世界を救おうと命をかけて、守り抜く 、、文字で書くと簡単だけども、出来る人はそうそういないよなぁ。だからそこ、歴史に残るドラマにもなっているのだろうなぁと。
結果
クーリエ氏よりもペンコフスキー氏についてより興味を持てた。
そうして、ネットでも良いけど調べて知識をつける事になるのは、悪い事じゃない
学校の授業ではそんな事、興味を持った事は何もないもんね