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クーリエ:最高機密の運び屋のfilmloverのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

米ソの冷戦を救った。一般イギリス人の実話。

東欧と取引のあったセールスマン「ウィン」がセールスと称し、モスクワの上官オレグからソ連の情報をイギリス・アメリカに流すストーリー。
まさに、情報の運び屋の意味である「クーリエ」がタイトルとして、素晴らしい。

ソ連がキューバに核設置を食い止め、冷戦が終わるきっかけとなった出来事であり、そこに一般人が国、平和を思い、行動していく勇敢なお話。
オレグも愛国心よりも、世界平和を望む、人としては正しい行動だと思います。ただ、時代が違うと裁かれることにもなるという皮肉さ。

時代はどうあれど、平和を望み行動していくことに勇気を貰えるとともに、私も善ある行動をしていこうと思わされました。

勇気と感動をくれるいい映画でした。
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