ちゃんしん

クーリエ:最高機密の運び屋のちゃんしんのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

冷戦時代のスパイ活動。
情報機器が現在ほど発達していなかったにしろ、普通のビジネスマンが任務を遂行していた事実があったことが凄い。
これ、自分がもし、その立場だったとすると、精神状態がもはや崩壊していたに違いない。
あの当時の西側とソ連の関係なんて、とんでもない状況のはず。
西側のビジネスマンってだけで、色メガネで見られていただろう。
自分の役割を理解し、平和のために、友と呼ぶべきものの為に自ら危険があるところに身を投げ出した勇気は称賛に値する。
事実に基づく話ということだが、本人が感じる緊迫感はもっと凄かったんじゃないか?
そのことを引いて考えても面白かった…。
なかなか良い作品。
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