ほうづき

クーリエ:最高機密の運び屋のほうづきのレビュー・感想・評価

4.1
公開当時、映画館に忙しくて行けずやっと鑑賞
ベネディクト・カンバーバッチが見たくて
米ソ冷戦真っ只中の時代、核の一触即発の事態を避けるために奮闘するアメリカとそのために情報の運び屋として抜擢されたイギリスのビジネスマン、グレヴィル・ウィン
ごく一般的なビジネスマンで東欧に出張したり、ビジネスチャンスを狙っていたという理由でモスクワに行っても怪しまれないから選ばれた
彼に情報を渡すのはソ連のオレグ・ペンコフスキー、彼は核戦争を止めようとアメリカのスパイとして情報を流していた
2人の間に徐々に絆が生まれていって、お互いの危機に危険をかえりみず助けに行くほどの仲に
無事に亡命してほしいと願いながら見てたけど、実際にはうまくいかずソ連に拘束されてしまうウィンとペンコフスキー
牢獄の中で痩せ細り、殴られ、希望もない中でも、お互いの安否を心配し、核戦争の行方を気にかける彼らは本当に勇敢だと思った
実際にグレヴィルが家族のもとに帰ることができたのは他でもないペンコフスキーの証言
飛行機の中でモスクワから去りたいのに待たされてるグレヴィルを演じるベネディクト・カンバーバッチの演技が素晴らしすぎて、、目が泳いでいるところもたまらなくリアルだった、さすがすぎる
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