神無月

クーリエ:最高機密の運び屋の神無月のネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 カンバーバッチ主演の映画は、特に「イミテーションゲーム」が好きで、その匂いを嗅ぎつけて観てみました。
 後、アマプラでの視聴終了間近だったので……笑笑

 「現実」って感じで、非常にリアルなスパイのひりつきがひしひしと感じられた。最後に脱出できず、全員捕まってしまうのも、無情な現実を感じた。

 非常に渋く、タバコ・お酒がよく出てくるので、この映画を見ながらタバコを吸ってウイスキーのロックを飲んだら気分はさながら作中人物の一人になれそう。

 かなり、タバコ・お酒が作中で機能していた印象を受ける。

 ロシアバレエがとても美しかったのと、二人の間に生まれた「戦友」としての友情は非常に素晴らしいものでした。「中身を知らなかった」「君は世界を救ったんだ」のやり取りは涙なしには見られない。

 キューバ危機をとめる情報ってどんな情報だったんでしょう…?後、ちょっと美談すぎるなぁとは思った。

 世界情勢が不安定な現在、見るべき作品ではあると思う。
神無月

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