かめしゃん

クーリエ:最高機密の運び屋のかめしゃんのレビュー・感想・評価

5.0
・面白い映画は、展開が早い 映画開始から約15分でモスクワ入りしていることに驚嘆する 大きな物語の軸を動かしながら、その隙間で周辺情報を埋めていく ストーリー上の演出の中でキャラクターや状況、背景を説明していくから早い
・これがダメな映画だと、かったりぃ主人公の身の回りをしっかりと描き切ってから、本腰上げてようやく諜報活動が動き出す(それでも名画の場合はありますが)
・だからと言ってキャラクターや背景を軽視してる訳ではなく、自分はちゃんと主人公もロシアのスパイも好きになれた

・このご時世で考えてみると、世界は映画でソ連・ロシアを悪者にし過ぎだったよな、と感じたりもした なにかに付けては黒幕はロシア、旧ソ連の残党、みたいな安易なストーリー(この映画は実話だからいいんだけど)

フィクションの世界で、善悪の二項対立はもうなんの意味も無くなってしまったし、説得力も失ってしまった、ガザの事とか思うと

・オレグ・ペンコフスキー
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
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