天津甘栗

クーリエ:最高機密の運び屋の天津甘栗のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冷戦下でのキューバ危機時、世界特に米国で流れていた切迫した空気感を感じ取れる映画。地味ではあるが見応え充分。副題には違和感。
逮捕劇から収監以降のボルテージの上がり方と反比例し、げっそりとやつれるカンバーバッチと全てを知った嫁に心揺さぶられた。時には家族と一緒にいることよりも優先すべき信念、生き様がある事を感じた。
映画のように、事実でもペンコフスキー氏はキューバでの核撤去を知った後に亡くなったのだと信じたい。
白鳥の湖の挿入の仕方、鳥肌立った。ソビエトの芸術。
天津甘栗

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