クリスマス映画とは思えない暗めな展開で始まる本作。
郵便局長の放蕩息子が更生のために田舎街に飛ばされ、そこで6000通の郵便を届けるまでは帰ることができないという試練を父から与えられる。
しかし、降り立ったその村は古くから2つの一族が長年対立しあう街で、郵便依頼なんて一通もなかった。
だが、ある子供が描いた絵を偶然拾ったことから、彼と村に変化が訪れ始める。
正直、クリスマス映画って内容がどうであれ、赤、緑、クリスマスツリー、イルミネーション、ほっこりの要素があれば成立するけど、この映画はそれらに頼らず、でもクリスマス映画を成立させてる。
今まで見たクリスマス映画で一番好きかも。