このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★2.5 終盤★2
見どころ
◯ チョン・ジェチョル会長役のチェ・ジョンソクのキレた演技。
◯締めとなるシーンで登場する女優…?!
(今作の監督ハン・ジュニの前作『コインロッカーの女』(★2)繋がりらしい)
気になる点
●チョン会長が“坂本龍一”の服を着ていた。
●終盤での“ヘリからの狙撃命令”の必要性、別にチョン会長が今にも殺されそうな状況でもないのに部下である刑事を狙撃…。
☆総評
チョン会長を逮捕するか?
それとも会長から賄賂を受け取り裏から手を回す長官や政治家らを逮捕するか?
会長は渡米(逮捕されず)を条件に“収賄リスト”を渡すと言い、会長を逮捕すると長官らは捕り逃がす…長官らを逮捕するには会長は見逃すことに…。
その選択の悩ましさが今作のキモとなり、理想はどちらにも“天罰”下る仕掛けが用意されていれば視聴者として満足すると思うのだが、その点での工夫はなく普通の面白さだった。
2023年81本目(+短編11本)