ホウシャオシェン作品を観てると、台湾は雨が多いんだなとつくづく思う。田舎の暮らしをゆっくりと綴るのが特徴的だが、その朴訥な作家性はもしかしたら親父譲りなのかも。
父が亡くなり、慟哭する母から背を向…
小中学生時代の夏休みを思い出すような雰囲気がずっと続くが、時折訪れる別れ。小津っぽくて良い映画なんだけどあまり乗れず、ところどころ眠かった。またいつか、おっさんになったら観るとしよう。
シネマヴェ…
大陸から台湾に移住した一家の話。
侯孝賢の映画を見てるなーと感じられる映画。
他の一連の作品と同じ感触。
父親に対するアンビバレントな感情やら台湾史やら暴力やら。
大きな木が印象的。
ずっと勝…
家族の生きることと死ぬことを力強く映画にしていた。山田洋次には絶対に撮れない家族の生き死にである。エドワード・ヤンと比較すると、この映画ではハッとするようなショットの繋ぎはそこまでなかったけれど、太…
>>続きを読むThe Time to Live and the Time to Dieという英語タイトルが示す通り、意思とか理念とかと無関係に、コントロールできない生と死を淡々と時に冷酷に時にこの上なく美しく描く…
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