【家族の変容】
長年観たかった映画。
侯孝賢監督の半自伝的な作品です。
冒頭から昔の日本家屋(障子畳文化)が出て来て、田舎に帰った気分になりました。格好も自分が小学生だった頃のような格好だから、余計…
前回20歳頃見たきりで、当時では感じられなかった事が感じられる。
監督自身の自伝というか住んでいた場所でおきた出来事も重ねているという事でまんまなのか
身近な人の死に接するというのが大人になるという…
生きることと死ぬこと。表裏一体であり、かけ離れているようでもあり。
長い人生の一部を切り取るが、それ故か刹那的にも思えるが、はたまた永遠も感じさせる。
後の人生が短い者と長い者が同じ空間に居合わせる…
Time to dieの人たち
アハの両親、手紙に血や涙
Time to liveの人たち
アハ
規定体重に行かないガリガリの兄
芸術志向らしい牛乳好きの弟
どちらの時間にもいない認知症の祖母は…
ホウシャオシェン作品を観てると、台湾は雨が多いんだなとつくづく思う。田舎の暮らしをゆっくりと綴るのが特徴的だが、その朴訥な作家性はもしかしたら親父譲りなのかも。
父が亡くなり、慟哭する母から背を向…
小中学生時代の夏休みを思い出すような雰囲気がずっと続くが、時折訪れる別れ。小津っぽくて良い映画なんだけどあまり乗れず、ところどころ眠かった。またいつか、おっさんになったら観るとしよう。
シネマヴェ…