ペコリンゴ

クラス・オブ・1999のペコリンゴのレビュー・感想・評価

クラス・オブ・1999(1990年製作の映画)
3.6
記録。
お前らのような高校生がいてたまるかっ!(笑) お前らのような教師もいてたるかっ!(笑)

名作「処刑教室」の続編は何故か世紀末SFアクションに。前作同様メガホンをとったのはマーク・L・レスター。

って、どうしてこうなったw
これはまるで「マッドマックス」×「ターミネーター」in ハイスクール!

度を超えた不良どもと真っ当な教師の闘いを描いた前作に対し、本作は全てが度を超えていて、もはや自分の常識の尺度を疑うレベル。

まず高校がヤバい。
前作もヤバかったけどその比じゃない。生徒の9割9分が輩。しかも当然と言わんばかりに銃火器を携帯している。
この学校で学ぶ普通の生徒は一体前世でどんなカルマを背負ってしまったのか…。
そしてこんな掃き溜めのような学校に大統領の名前を冠するなんて洒落がキツいw
さすが自由の国!

一方、輩どもの更生と校内の治安のために投入された教師は最強のアンドロイド。こいつらもヤバい。ごく普通に生徒を殺害する。

ヤバい奴ら vs ヤバい奴ら。
前作の印象は「これはもはや戦争と言っても過言じゃない」。つまり比喩だ。だけど本作で描かれるのはまさしく戦争。いやいや勉強しろやww

絶対クソ続編だと思ってたのに、結構面白いのが何か悔しいなぁ。