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クラス・オブ・1999の一人旅のレビュー・感想・評価

クラス・オブ・1999(1990年製作の映画)
3.0
マーク・L・レスター監督作。

不良高校生と新任音楽教師の対決を描いた『処刑教室』(1982)の精神的続編で、過激性&荒唐無稽レベルが格段にグレードアップしています。

1999年の近未来のシアトルを舞台に、高校を支配する荒くれ不良グループと彼らを教育(殺戮)するため派遣されたアンドロイド教師三人組の死闘を描いた“SF学園バイオレンス”の異色作となっています。

マッドマックス並みに荒廃した高校を舞台に、弟を教師に殺害された主人公&校長の娘であるヒロインが、不良生徒を秘密裏に殺戮しているアンドロイド教師の暴走を喰い止めるべく他の不良グループと共に立ち向かっていく様子を描いた学園バイオレンスアクションで、銃乱射・爆破・スクールバス突入…と不良生徒vsターミネーター教師の何でもありの壮絶バトルがノンストップで展開します。

『処刑教室』の学校偏差値を更に下げて、マッドマックスとターミネーターのエッセンスを大々的に持ち込んだSF世紀末バイオレンスアクションで、往年のB級映画スター:パム・グリアが殺戮系アンドロイド女教師を堂々怪演しています。
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