Jimmy

サンタクロース殺人事件のJimmyのレビュー・感想・評価

サンタクロース殺人事件(1941年製作の映画)
2.5
タイトルがクリスマス⛄️🎄っぽいので観てみたら、殺人事件は1時間過ぎても起こらず、どうでもよい小さな話を盛り込み過ぎたアットホームなドラマだった。
原作があるらしいので、原作のエピソードを盛り込んだように見えるが、微笑ましかったりするが些末なエピソードが多い。

物語は、12月22日、積雪に囲まれたフランスの村で、教会の宝石を盗もうとした男が司祭を殴って逃げる事件が発生した。また、同じ日、10年も村を離れていた男爵が自分の城に帰ってくる。しかし、「男爵はらい病」という噂のため、男爵は孤独。
一方、村で地球儀を作っているオヤジ(爺さん?)コルニュスは、長年に亘って、クリスマスイ・イヴになると子供たちの家めぐりをしてプレゼントを配るのだが、どの家でも歓迎されて酒を提供されて次々飲むので「酔っ払いサンタ」となっていく…😄笑

コルニュスの一人娘カトリーヌ(18歳)は、自分で人形作りをしているが、引きこもり女性のファンタジーっぽい雰囲気。
そんな彼女の前に「好きだ」という教師や、男爵が現れて……というあたりは恋愛もの。

……といった話の合間に、「猫を探す女」が何回か映されるが、意味不明???

殺人事件は、おまけ程度の扱いで、ハラハラ感は全くない (^^;
ノワール映画ではない。(フランス映画なので、フレンチノワールではない。)

確かに、「冬休み直前の小学校から始まって、サンタクロースがプレゼントを子供たちに…」というあたりはクリスマスっぽいので、一応クリスマス映画かも知れない😆🎄
Jimmy

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