王国(あるいはその家について)に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「王国(あるいはその家について)」に投稿された感想・評価

ギルド

ギルドの感想・評価

4.0

【多角的に捉えて見える役者の多層な情報群】
■あらすじ
出版社の仕事を休職中の亜希は、一人暮らしをしている東京から、1時間半の距離にある実家へ数日間帰省をすることにした。
それは、小学校から大学まで…

>>続きを読む
150分観てて飽きたし辛かったが
これは娯楽作品では無く一種の実験ビデオでありその瞬間に立ち会える体験こそに価値がある映画だ
HiromiA

HiromiAの感想・評価

3.4

高橋知由の脚本を利用してはいるが、その映像化を行っていない。一部映像化したような部分はあるものの、そのほとんどは本読みとリハーサル風景。同じ会話を繰り返し、役者自身の言葉になるというかセリフがぴった…

>>続きを読む
絢音

絢音の感想・評価

4.0

面白かった。テキストを読む俳優とは?みたいなことも考えたし、そもそもテキストとは?みたいなことも考えたし、ストーリー自体も楽しめたし、映画としても楽しめたし、色々なコンテンツ盛りだくさんの作品。
た…

>>続きを読む
tosi

tosiの感想・評価

4.0
台詞をゆっくり読み、次は暗記して話し、次は感情が入っていく。カメラの角度も変えたり。一つのシーンがたくさん撮られているのだと思う。映画が出来上がる過程が楽しい。
Nyayoi

Nyayoiの感想・評価

3.8

映画祭での上映。知らなかったのだけどタイトルに惹かれて鑑賞。
終了後に監督と主役女優の挨拶あり。

あらすじは書かれていますが、始まりは取調室で読み上げられる調書の衝撃的な事実。
亜希「友人夫婦の子…

>>続きを読む
こんなにも台詞と人は分離されているのに、表面上は自然を取り繕っていてものすごく恐ろしかった。「本物になる過程」だけど私には最初の棒読みの方がよほど本物に思えた。
8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

3.4

演劇的側面について人間の体得の様を描くのは実に説得的であった。
説明されずとも明らかに時系列を追い、生身の人間の変化を捉えている。これはドキュメンタリーとして興味深かった。

一方で、ドキュメンタリ…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

役者の語りや身体の変化を丁寧に追っている。
ドキュメンタリー的な視点から考えた時にそこにある現実の強度が、この場合は役者の変化や映画的なものが立ち上がる瞬間の可能性に対して、過度な演出や劇的なドラマ…

>>続きを読む
Halow

Halowの感想・評価

3.9

実作者しか知れない部分が見れて、ずいぶん勉強になった。

作中作とこの手法がどこまで呼応しているのか、ちょっとまだ飲み込めない。
読み合わせがどんどん演技に変わっていく過程を見ることで、確かに観客の…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事