素潜り旬

王国(あるいはその家について)の素潜り旬のレビュー・感想・評価

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シネ・ヌーヴォで『王国(あるいはその家について)』観た。リハーサル、まだ何度でもやり直せると思いながら反復することによる、身体の変容、というより、戻したり調整もあるから可変であり移動なのだけれど、ただ子ども時代を大人が演じ、読む行為には身体や思考とのズレや歪みがあって、それって演じたり演出する時、どんな状態なのだろうと思い、質問したりした。そして役者が反復するそのどこかで、あ、これ仮固定しているなと感じる場面もあり、そこからどうなる、みたいな楽しみも2時間半のなかにはあった。もっと長いのも観たいが、64分版が今度シネ・ヌーヴォXで観られるらしい。
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