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王国(あるいはその家について)のDのレビュー・感想・評価

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映画本編の脚本が面白そうで観に行った。実際王国の概念は新鮮な言語化で私の記憶に残った。

しかし、いやーー「映画を観に」行ってしまったのできつかった。これは講義だ。
台詞を体に染み込ませることで役を獲得する(演じるというよりもその本人として振る舞える)、というやり方は濱口竜介の映画でこれまで見せてもらったものであったので、それ以上の細かなこだわりを150分見させられるのは身体なんとか科の講義のようだった。
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