カウリスマキの中では絶望度高めだけど小ネタは相変わらず面白い
カウリスマキの作品では不幸な人でも泣いていることはほとんどないからこそラストでペロンパーの目にうっすらと浮かぶ涙に余計心打たれるし暗闇に…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/08/12
作家、画家、作曲家の3人の男が貧しい共同生活を送る中で育む篤い友情。画家とその恋人ふたりだけにしてあげようと、作家と作曲家とハバナに葉巻を買いに行く…
芸術家ダメ男3人組のシェアハウス。みんなダメすぎて誰かにヘマされても自分が失敗しても平然としていて笑える。このマインド持ちたい。チャンスが来ては去っていく。愛があればお金はいらないなど言ってられない…
>>続きを読むおじさん、しかもとにかく貧乏。そんな青春に見える。
舞台はパリ。
見て、こんな話の映画だったのかと意外だった。思っていたより女性にフォーカスが当たる。
愛はすべてを超えるとよく言うけれど、少なくと…
マッティペロンパーが見たくて、この作品を見始めたのだけれども、この作品で彼は夜に旅立ったのね。
男の友情は一生とは言うけれど、なかなか今どきそんなことも無いだろうと思う。
この作品はその一生物の友…
売れない芸術家三人のお話。
プライドはあるけど、愛する女のためだったら詩を燃やし、絵を売る。
そしてその友達のために本を売り、車を売る。
最後まで静かに進んでいくけど、人生に本当に必要なものは確かに…