平日の昼間に映画館へ足を運んで、見てきましたが12,3人のお客さんに男性は私だけ。女性人気を物語っています。
予告編を見て「これは…令和初の素晴らしいクソ映画なのでは！？」という希望を胸に鑑賞。やはりいくつかのシーンでは笑いを堪えきれなかったです。
ポリゴンは旧時代のものであるのが趣き深く、冒頭からかなりのテンションで入っており、テニプリミュージカルにおける歌詞と動きの異次元さがいい意味で脳を混乱へと追い込み、テニス中に亡霊のようにコートを駆け巡る越前リョーマなど、見所と言えるシーンが多いものの、中盤の追われるくだりはだらけてしまいます。
後半は常時キラキラエフェクトが付いている跡部さんに意図せず電話をしたところから加速。最後のオールスター感溢れる、空に放ったテニスボールが光輝き、そこから青学メンバーが登場。踊り歌う様や「♪お前がテニスの王子様〜」という謎のインサートは最高でしたね。
タイムスリップした経緯の説明などはなく、というかカポエラとテニスの融合キャラが何故車椅子キャラになったか、などどうでもいいと言わんばかりのお祭り騒ぎ過ぎて楽しめました。
いやぁ、クソ映画っていいものですね、と清々しい気持ちで映画館を去る事ができました。
