背景を何も知らずに観たのだけれども、軽いホラーとしては、収まる所に収まってるし、どんでん返しもあるし、苦労した脚本と思い、それなりには面白かった。
しかし、この映画の始まりの1986年は、映画後半に出てくるハンズ・アクロス・アメリカ（人間の鎖によるチャリティ）の年とは全然知らなかった。
また、クローン人間の反乱が、アメリカ貧民層からの反乱を象徴し、クローン人間によるドッペルゲンガーを抹殺しようとするアメリカ中流階級の人々への皮肉とのことらしい。でも、解説を見ないととても分からなかった(2022.10.8)。
