ふっくー

ONE PIECE STAMPEDEのふっくーのレビュー・感想・評価

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)
4.1
ONE PIECE FILM ストロングワールド
ONE PIECE FILM Z
ONE PIECE FILM GOLD
に引き続き原作者尾田栄一郎さんが制作に全面的に取り組んでくれた第4作目。

海賊による海賊のためのお祭り「海賊万博」
海賊同士のお宝争奪戦!略奪、暴動は当たり前!ルールは一切なし!ただ1つ海軍にはこの情報を漏らさないこと。。。。
そのお宝とは、なんとあの海賊王ゴールドロジャーが残したとされる幻のONE PIECEに繋がるお宝であった。。。

原作者も「まさにお祭り映画!」と公言していた通り、歴代の人気キャラが総出演!!!
しかも強大な敵に敵味方問わず立ち向かう「立ち上がれ!全勢力!」なアツい展開はまさにファンの為だけに作られた作品でしたね。
銀狐のフォクシーとかブリキのワポル、随所でチラチラ出てくるパンダマン。画面を探せば懐かしいキャラもちらほらいたので、何回見ても新たな発見があり楽しいですね。
海賊王が残したお宝の中身が激アツで、ガチすぎて割と鳥肌もんだった笑笑。

今回の敵はかつて海賊王の船のクルーであり、海賊王の右腕シルバーズ・レイリーと肩を並べる強さを誇ったダグラス・バレット。
最悪の戦争仕掛け人ブエナ・フェスタ。
インペルダウンの脱獄事件で、黒ひげが仲間集めにバレットに対し、「あいつはやめとけ!関わらねぇほうが幸せだ」と黒ひげも仲間にすることを拒んだとゆうエピソードも原作の延長戦として見事にリンクさせるあたり流石です。

最大の脅威として、敵をこの2人に絞ったのはとても良かったんですけど、ストーリーは物凄くアッサリしていて、海賊万博とゆう要素もほんのおまけみたいな立ち位置です。全編の8割がほぼほぼアクションなので、過去の3作品のようなストーリー重視で見たい人は、ちょいと期待はずれかも??

オールスターでお祭り映画なので、ストーリーなんて重要視しなくて、ただONE PIECEが好きで、自分の推しキャラが出てきて大活躍する様が見たいファンには最高のプレゼント映画です。

祭り仕掛け人のブエナ・フェスタの声優がユースケ・サンタマリアだったのをエンドロールで知りました笑笑。普通に上手かった!!!

海賊万博の実況者ドナルド・モデラートの声優が南海キャンディーズの山チャンだったとゆうこともエンドロール見るまで違和感なさすぎて、全く気づかなかった笑笑。

入場者特典として、今回も恒例の単行本が300万人限定で配られますが、入場者特典が目当てで来たお客に対して、製作陣が「映画がメインで単行本はおまけなんだよ!?」と知らせてくれるくらい毎回映画としても面白く作れるのは原作者尾田栄一郎さんが関わっているお陰でしょう。
まぁGOLDは個人的にあんま好きじゃないけど笑笑。

ストロングワールドでは巻0
Zでは巻千
GOLDでは巻777
そして今回は巻バンパク!!
数字にして1万89巻wwww

巻バンパクの背表紙で、尾田さんが「バンパクだから1万89巻みたいです。今ONE PIECE単行本が93巻出てるから、年に4冊出すとして、あと9千9百96冊出すには2499年かかる。人間に不可能はない!!。。。。。むり!!!」とゆうコメントが書かれててそこが1番笑えました。

バスターコールから逃げる際に、原作屈指の人気キャラの○○○がある形で再登場するとゆうファンには号泣してしまうようなアツい演出もあるので、見逃さないように!!

夏休みに相応しいお祭り映画に仕上がっているので、何も考えずに皆んなで楽しみましょう!
YouTuberのフィッシャーズが海賊の格好で本人役で出てたらしいけど、どこに出てたのかサッパリ分からなかったです。すいません笑
ふっくー

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