ゆっけ

ONE PIECE STAMPEDEのゆっけのレビュー・感想・評価

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)
4.0
「ドラゴンボール」と「ワンピース」は劇場で観に行ってしまう。最近のこの二つはアクションがキレキレなので、家で観ても楽しさが半減してしまうので。作者の尾田さんが製作に携わった以下は全部映画館で観ています。

ミスチルが主題歌のザ・ワンピース映画『STRONG WORLD』(2009)
自分の信念を壊す、悪役が魅力的なダーク映画『Z』(2012)
細かいことはとやかく言わない、ゴージャスなザ・エンターテイメント映画『GOLD』(2016)
そして、アニメ放映から20周年のアニバサリーとなる、全員大集合!お祭り映画『STAMPEDE』(2019)

個人的なお気に入り度は以下の順番です。

『Z』>『STAMPEDE』>『GOLD』>『STRONG WORLD』

「STAMPEDE」とは、熱狂的行動、殺到、暴走という意味みたいです。

今回の敵は、インペルダウンLEVEL6から脱走した男であり、ロジャー海賊団の元船員、ダグラス・バレット。
「海賊万博」の仕掛け人であり「最悪の戦争仕掛人」でもある、ロジャーを敵対視する男、ブエナ・フェスタの二人。

仲間に何度も裏切られて、誰にも頼らず、この世で一番強いものになることを目指す男と、
一番の「熱狂」を生み出すために、方法を問わず最短の道にこだわる男の物語。

「仲間」と「近道ではない冒険」がテーマなのかなと思います。海賊、王下七武海、海軍、革命軍、CP-0が揃う、共闘のシーンが最高。あと、やっぱり、ウソップがいいすね。最高の狙撃手です。そして、歌姫アンが最高に粋なキャラですね。あの悪魔の実の能力が効いてます。

『Z』ほど、音楽がかっこよくないのと、キャラクターの輪郭が妙に太かったり、キャラの描き方がやや雑に見えたりしたのが、少し残念。
『ドラゴンボール超 ブロリー』ほど重々しい、上がるバトルシーンでもなかったりするので、全員集合なオールスター映画である今作と、少数の主要キャラクターたちの活躍にとどめた「ブロリー」が対照的で面白いです。

歴代最大数のキャラクターが登場する、お祭り映画!
ゆっけ

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