たーぼー

家族ゲームのたーぼーのレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
5.0
兎に角松田優作作品の中では
異質と言うか松田優作っぽくもありぽくない映画
アートシアターギルド略してATG
そして森田芳光作品
テレビシリーズでは長渕剛
そして櫻井翔がやってたけどね
でもこの2人が霞む位の演技👏
やはり人選は間違ってなかった
蘇える金狼や野獣死すべし
人間の証明
ア・ホーマンス
ブラック・レイン
が動の松田優作なら
この作品は静
でもね動の松田優作も怖いが
静の松田優作はもっと怖い💦

何せ沼田茂之の家庭教師として団地に来る時何故か図鑑を持参
大学を7浪してるのやら分からないけど何か小中学生が読む植物図鑑だよ?
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...天下の松田優作がだよ?植物図鑑?全然似合わないよ
寧ろ小説とかポルノ雑誌とか持ってる方が合ってる
何か見えない狂気と言うのか
怖さを感じるよ

部屋に入って分からない漢字を教科書から書き出せと吉本に言われ
茂之はその通りにする
だけど書いてあったのは夕暮れ
これがずっと書き連ねてあった
吉本が1呼吸置いて鼻をすする
その直後('д'⊂彡☆))Д´)パァン
机に突っ伏す茂之鼻からは鼻血
慌てて鼻を抑え部屋から出る
母の由紀さおりはどうしたの茂之?鼻血?
お母さん大丈夫ですよただの鼻血ですから
若いから溜まってたんじゃないでんですか?と平然と言い返す
(;゜∀゜)イヤイヤイヤイヤ...平手打ちしたでしょうよ思いっ切り(笑)
しかしほんと型破りな家庭教師吉本
飲み物出されたらすぐさま一気飲みしかもゴクゴクと喉を鳴らしながら
喉渇いてたんですねもう1杯どうですか( ˙꒳​˙ )???
(ヾノ・∀・`)イヤイヤ結構ですから
そりゃそう思うでしょ一気飲みしたら
そんな不思議な家庭教師吉本
何故か彼女が居る事自体不思議
しかも美人(阿木燿子)随分歳上の彼女だ〜
兄貴は偏差値高い西武高校に通って居るが高校に行ってる事自体が見いだせない
しかも純粋過ぎて同じクラスの女子に異性と思われずフラれる
その彼女は化粧品屋で何故か室内エレベーターがあり彼女の部屋に行く時に乗って行く(なんて豪勢な家族)
そして父親の伊丹十三
目玉焼きを半熟にして黄身だけをチュウチュウジュルジュル吸うのが趣味(笑)
母親の由紀さおり
子供達には甘い過保護過ぎ
それに負けず近隣住民がクセ者揃い
何か嫌だわ〜このマンション
茂之はローラーコースター好きで
ポスターからローラーコースターの玩具もあったりする(何を隠そうアタスも好き)

まぁ兎に角ホームドラマのようでホームドラマじゃない
見る人に色々解釈させる映画だ〜(笑)
ラストもそうだし
まるでダ・ヴィンチの最後の晩餐
の様な横並びのテーブル
でのバトルもそう‼️(-˙˘˙-)ソーソー
兎に角見れば見る程スルメのような映画