【2021/072】ジョン・クロムウェル『脅迫者・ラケット』1951/DVD。Big Comboのリメイク。ミッチャム/ライアン/スコットのノワール三人衆が勢揃いなんで期待してみたけど地味。ライアン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
本作のミッチャムはものすごく格好良い👍
登場シーンの演説もイカしている👍
国際規模の犯罪組織が、この街で動き始めている現状を受け、犯罪委員会が知事と会合を開いた。話をするのは、捜査責任者のハリー・…
ルイス・マイルストン監督『暴力団(ビッグ・コンボ)』のリメイクであるが、あんなに面白い映画が何故こんなにコジンマリとして小品になってしまったのか…。
出演者はロバート・ミッチャム、ロバート・ライアン…
ちょっとこのミッチャムのヒーロー性は他でもあんまりないんじゃないか?
特に善人らしいエピソードを挟まずとも、ロバート・ライアンの異常な癇癪持ちのボス(まるでウォルシュ映画みたい)という濃いキャラに見…
骨太。
警察と町を牛耳る裏組織の抗争。そこに政治選挙が絡む。
見せない美学が随所にあり、悲しみだったりサスペンス性だったりと、各シーンの印象を強くしている。
1番は最も気になる「親父」が出てこ…
幼馴染の二人が暗黒組織の冷酷なギャング、片や犯罪を取り締まる市警警部として対決するフィルム・ノワール。サスペンスものではお馴染みのロバート・ライアンが前者、悪役もその逆も定評あるロバート・ミッチャム…
>>続きを読む抜群に面白いノワール。淡々と映画内事実を無感情に列挙していくだけだが、それでいいんだよ!と言いたい。
感情の抑制に関しては、殉職警官の細君が泣くシーンは扉の向こうであっさり処理、怒り感情は怒鳴る台…