熟考できる人向けの作品。
元タレント女性議員の光と影を、描く。ストーカーにあってた女性議員とは関係なさそう。
ドキュメンタリー的な会話劇が続く。見終わってすぐは結論のなさにぽかんとする。だがしかし、じわじわと数日をかけてくる何か。
政治的権力と猪突猛進の無意味さを突きつけられる彼女。
総合的な人間としての力がなければ、政治家は難しいのかな、と思うと、これまで単純に目立つの大好きな政治家を揶揄してた自分を反省。
自分を削って削ってしがみついてる彼らは、それだけの代償を支払いながら、あの地位にいるのかもしれない。