このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞
少しの背伸びと純情。
悴んだ手を温めるのは、もちろん自分しかいませんが、そこを「トキメキ」に任せてみると、面白くなるのかなと思いました。
擽られる想いを舌先で感じると同時に、「実るのか分からない」という小さな種も見つける。
雪解けは待たず、やはりそこはワイルドに、「当たって砕けろ!」なのかなと思いました。
うめの映像を、シュンが見つめているシーン。あんな感じで頭の中で揺れていると思うと、キュンキュンして止みません。
螺旋階段のよう思うけど、実は周りの“景色”が変わっているだけで、自分のいる場所は変わっていなかったり。
この次元に生まれた時点で、錯覚に囲まれてしまっているのかなとも、思いました。