16分とは思えない凝縮した作り。構成が好み!
以下ストーリーに触れるためご注意を。
↓↓↓↓↓
2年前から予約待ちだったジュディット・ホテルにようやく泊まれることになった不眠症に悩む主人公レミ。
ホテルのルールは至ってシンプル。9時半までに入浴、11時半就寝。睡眠薬にアレルギーがあるレミは別の方法で眠りたいとお願いする。
宿泊者は依頼する武器、時間を決めることができる。
ボールペンをかじってインクまみれの男、妄想ばかりの女、紙袋をかぶったままの泊り客。
ディナーでは、「当ホテルに泊まったお客様からは今まで一つもクレームはありません!皆さまに自由を与えます!」と自信満々な支配人のスピーチ(ウィットに富んでいて好きな台詞)。
結局、睡眠薬以外の方法がなく、眠ることを諦めたレミだったが、気づいたら何と眠っていた!
信じられない!眠れた!と大喜びで急いで依頼をキャンセルし、メイド達と喜びを分かち合うがー。
到着時はげっそり、目の下にクマを作っていたレミが、清々しい表情でホテルを後にするシーンが好き。