セザール賞短編賞受賞とのことで、納得の作品でした。
(myFFF2019の短編作品では『野獣』が突き抜けていましたが、カナダ映画なので)
15分ほどの短い上映時間のなかで、多くのストーリーを想像し、読み取ることもできました。
指を切断するほど、ブリュノは仕事に賭けて来たのかもしれないと思うと、胸が痛みました。
一方で、赤子の神秘的な力の凄さも実感しました。あんな無垢な表情をされたら、怒り狂っているのも馬鹿らしくなってしまうかもしれません。
鑑賞者によって結末が変わりそうな終わり方が、切なく心に残りました。
レオ君は随分と自然体で、落ち着いた雰囲気のシーンが多く見受けられましたが、スタッフか出演者の誰かのお子さんのなのかしら…。