亀戸天神にお参りして日傘さしてマンションへ帰っていく宮順、流れる『すすり泣き』、この始まりだけで素晴らしい。帰れば陰部をダシに冷や麦食べるパパさんが待っている。店を手伝う年下の青年と年上の愛人、で母・絵沢萠子の血を受け入れる宮順と反発する妹・山口美也子というベタというか王道中の王道話なんだけど妙に良い。ヒロシちゃんに錦糸町で買ってやる青シャツに白ジャケットも凄いけど、坂本長利さんのメッシュ？網？Tに軍パンに革ジャケが凄すぎる。そんな長利にパートの六万貢ぐ絵沢さん。自分が筆おろししてもらってる気分にすらなる宮順の手ほどきで仕込まれたヒロシの新しい女は田島はるか。なんだかんだで今日も頑張る女2人、店のマネージャーは浜口さん。そういえば店の常連客で出てた小見山さんのあだ名は玉ちゃん。
