不感症を抱えている女性（叶みづき）が、変態男のストーカー行為に感化されながら、病的な露出プレイに没入していく。日活ロマンポルノ末期に製作された、「ロマンXシリーズ」の一遍。

家庭用アダルトビデオに流れていった客層を呼び戻すため、過激なエロ描写に比重を置いて製作された作品。大仰なマスク処理が入るため決定的とはいえないが、本編に登場するオーラル行為は本物。一方、性交渉は疑似のように見える。

主演に起用されているのは、初期AV女優・叶みづき。瓜実顔に柳腰という、和服がよく似合うスレンダー体型をしており、本作ではたおやかな襦袢姿を拝むことが可能。

後半になると、今ではすっかり廃れた「覗き部屋」の性風俗が登場。バブル期の性産業の一端を垣間見ることができる。

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セックス中に点滅する緑色のネオン看板やマジックミラー、イく寸前の顔のショットから海のショットへのつなぎなど、ちょこちょこおもろい部分もあるが基本退屈。少し危惧していたが、やっぱり下ネタ大喜利やっても誰も思いつかないようなこのタイトルが一番おもろかった…。

• #2019_kankan_boy