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ブランシュのshibamikeのレビュー・感想・評価

ブランシュ(1971年製作の映画)
3.0
新文芸坐シネマテークにて。

上映前はfilmarksの本作レビュー件数1件だったのが、上映終了後レビュー件数がはねあがっている。
みんなfilmarksやってるんだね。ムカつく。

前のジョゼフ・ロージー特集の終わりに本作の予告編を観て、ぶっ飛んだシュール映画みたいな感じで、非常に楽しみにしていたけれど、地味でパッとしない映画というのが率直な感想。
斧で頭殴られるシーンは笑った。

上映後、大寺さんの講義を聞いて、そういう風に観ることができるのか!と驚き感心したけど、観客の観賞眼にどんだけ高水準を要求するのよ、とも思った。
隣の人、上映30分くらいで途中退場してたし。

それでも大寺さんの息継ぎレス機関銃的映画蘊蓄垂れ流しを子守唄にしながら寝落ちする快感に病みつきなので(寝るんかい)、次のシネマテークにもやっぱり行きます。あんだけしゃべって水飲まないで過ごせるのは大寺さんかポール・マッカートニーかという所であらう。
このヴァレリアン・ボロヴツィク監督の作品は中々劇場で観られないらしいので、今がチャンス!
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